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ネオン・デーモンのminyamooomのネタバレレビュー・内容・結末

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

おー。スーパーモデルの世界を垣間見た気がしたよ。女の嫉妬って本当に怖い。田舎者のジェシーがLAで、周りに妬まれながらもトップにのし上がっていく映画かと思ったらぜんぜん違った。
あの子と私どっちがかわいい?なんて、そう言えば学生の頃によく聞いたセリフだな。

しかもこのスーパーモデルの旬の時期が20歳以下、とかなんだったらまだ人格の形成だってこれからな子供のような集まりだろうから妬みや嫉妬って遠慮なく表に出るんだろうね。日本でいうとアイドルの世界も大変なのかしら。ちやほやされていた時期があると、新星が現れて自分がゴーストみたいになると本当に殺したいくらい憎くなるんだろうな。

最初は田舎からでてきたウブでかわいいジェシー、て感じだったのに、彼氏に帰れば?て言ったりプールでの本音発言シーンで、結局こんな子だったのか…と。それはLAでの環境がそうさせたのかもしれないけど。なんかモデルって気が強そうな人多いもんね。偏見?じゃないよね?エルファニングがみんなが息を呑むほどの美人かと言えばそうでもないような気がしてしまうんだけど、でも白くて細くて首長くて美しい。

モデルのオーディションでやたら美人ばかりが集まるシーンや撮影シーン多めな前半は、こんな感じなのかー!と私が一生関わることのない世界が見られた気がして楽しかったんだけど、後半はやや置いてけぼりになったよ。食べたんだろうな、と分かってはいたから最後なに出すんだろ、、と思ったら…まさかの目?!まぁ臓器の中で一番わかりやすいよね…




あ、あと、キアヌとジェナマローン…なんしよるん…




私は自分が美人だと知ってる。
それのどこが悪いの?
皆私になろうと必死
削って詰めて
注射して
絶食して
願う
私の二流版でいいからなりたいって


そんなこと言える側の人間って、本当に一握りで、だかりこそみんななりたいと思うんだよね。その努力、ていうのがモデルの場合、わりに過酷だよね。
でもなぁ、旬を過ぎた後のことを考えるのも大事だよねぇ。と、やたら現実的に見ちゃうよ。
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