ししまる

トゥルー・ストーリーのししまるのネタバレレビュー・内容・結末

トゥルー・ストーリー(2015年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

アフリカの奴隷貿易に関する記事捏造でニューヨーク・タイムズの記者を解雇されたフィンケルはモンタナ州で生活。妻と子ども3人を殺したとしてメキシコで逮捕されたロンゴが逮捕時、フィンケルの名をかたっていたと知り、拘置所でロンゴに接見、取材を重ねていく。
殺人鬼の思惑に、功名心にはやる記者が嵌められる実話。展開に意外性はないが、ロンゴという人間の見定めがつかず、冷たく暗い雰囲気と二人のやり取りに引き込まれる。しかし人間って、似た者同士とか不思議とウマが合う人いるよなあ。
✅メモ
マイケル・フィンケルによる回想録に基づいている。同氏はコートジボワールのカカオ農園で奴隷として働く少年に関する記事を捏造し2001年、ニューヨーク・タイムズ紙を解雇された。
死刑となったロンゴは2022年12月13日、オレゴン州の他の死刑囚たちとともに知事によって仮釈放なしの終身刑に減刑された。ロンゴは自己愛性人格障害と医師に診断されたことを明かしている。
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