親指ライナス

イレブン・ミニッツの親指ライナスのレビュー・感想・評価

イレブン・ミニッツ(2008年製作の映画)
3.3
バラバラの登場人物のお話が途切れ途切れに繰り広げられる。そして、繰り返され、だんだん各々シーンに登場しだす。

最後のシーンまで予測不能で、面白かった。

最後とある事件に向かって、皆んなが引き寄せられるように一点に集まるスピード感。まさかの展開で、映画が終わってもしばらく余韻が残りました。

結局登場人物達は何者なのか、よく分からないまま終わる不可解感も、リアルはこんなもんですよ。と監督が嘲笑っているかのよう。

後味が『ファニーゲーム』にも似てるなぁ。