Saeko

Rang De BasantiのSaekoのレビュー・感想・評価

Rang De Basanti(2006年製作の映画)
3.7
えええええええ
衝撃の展開に突っ込みどころ満載

でもちょっとやりすぎだったからこそ、込められたメッセージはずっしり伝わった!
自分が好きな人たちと好きなことだけを好きなだけすることができる青春。そこにしがみついているのは、社会のしがらみに囚われて自分が何者でもなくなってしまうことが怖いからなんだなって、DJの言葉と結末からわかった。彼らの反抗は間違いなく無謀なのだけど、考えすぎて動けなくなるよりは、ちょっとおバカなまま自分たちの信念で突っ走ってしまうほうが大きな社会的影響を与えられるのは否定できない。「文句を言うのは容易い。本当に変えたいなら自分自身が中に入って変えていけ」というAjayの言葉がその通りすぎて…でもそれもまた構造的に難しかったりするのよなあ〜というのもまたただのたわ言なのよな。自分たちが国を作っているという意識、世界のどこよりも日本人に欠けているなと痛感してしまった
Saeko

Saeko