TRT421

最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲のTRT421のレビュー・感想・評価

3.5
フランスという
市民革命の国の
多民族問題を真正面から捉え

さまざまな偏見をあけすけに曝け出しながら
ギリギリの線で笑いに変え
最後はハートウォーミングにまとめる
そのバランスの良さが光る

信者でもないのに
キリスト教会で結婚式を挙げる
という、信者からすれば
馬鹿げてるほど無宗教な日本人
が、客観的に 分かったように
本作を語るのは不謹慎だと思う

自分にも降りかかるかもしれない
このような事態に向け
心の準備はしておこう


それにしても、
フランス国家 ラ・メルセイエーズ
というのは大学の校歌のような
同志の歌なのだな
フランスの魂そのものなのだろう

しかし、あんな歌詞とは知らなかった。。

いろんな意味で
さすが市民革命の国である。。

▪️2回目鑑賞

いやぁ、やはり
こんなストレートで大丈夫?
と思うような会話の応酬の果てに
結婚式というのはいつも
感動的だなぁと感じずには居られない

最高の家族のお話し
TRT421

TRT421