ししまる

最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲のししまるのレビュー・感想・評価

3.9
2014年仏のコメディ。舞台はフランスのロワール地方。ヴェルヌイユ夫妻(クリスチャン・クラヴィエ、シャンタル・ロビー)の娘3人はアラブ人、ユダヤ人、中国人と結婚。食事のルール、文化の違いに夫妻は疲れ果てていた折、末娘がフランスの旧植民地コートジボワール出身の黒人青年と婚約する。
原題は「Qu'est-ce qu'on a fait au Bon Dieu ?」(「あぁ神様、なんてことを」的な意味らしい)。当初の邦題は「ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲」。異文化の共存共栄や寛容がテーマで、フランスでは人気作となった。是非はさておき、まだまだ移民の少ない日本からするとなかなか理解しにくい面もあるし、前半はいざこざばかりでいまいちな展開だが、後半は一転して面白くなる。
フランス国歌ラ・マルセーズってあんな歌詞だったんだと驚いた。
19年に続編「最高の花婿 アンコール」、21年に第3弾が製作された。
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