ビッグウォールクライミングの頂点、ヒマラヤ・メルー峰に挑む3人のクライマー達を描いたドキュメンタリー。
「登山は、危険を見極めるゲームだ。無謀とは違う。無謀なことをして死んだら、それは恥であり不名誉だ。」
家族にとってはたまったもんじゃないけれど、命を懸けてでも成し遂げたいことに挑戦できるって、幸せなことだな。
前人未到への挑戦。一般人にとってはクレイジーな行為に見えるが、登山家にとってはそれがなければクレイジーになる。No risk no return。
6100m登って、残り100m、山頂目前で撤退する無念さといったら、計り知れない。
脳に通常の半分の量しか血が送られない人間が、前人未到の6200mに挑む。不屈の精神と見るか、クレイジーと見るか。そして、そんなチームメイトを信頼して、命を預けられるか。
「消えゆく光を追うために生まれてきたの?暗闇に消えるために生まれてきたの?どうか自分を手放さないで。」
「誰も登ってないなら登りたい。」
「山がないと、正気を失う。」
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