フィルマークスですごく評判が良かったので鑑賞。
3人の登山家のMERUに挑戦する姿を描いたドキュメンタリー。
全く登山の知識がなくても、どんどん引き込まれていってしまう、もの凄い映画だった。
パンフレットに「登山の映画じゃない。登山家の映画だ。」と書いてあったけど、まさにその通り。登山の合間に色々な人物のインタビューが挟まっていき、3人の人物像が見えてくる。それによって徐々に3人のことを知っていって、どんどん応援する気持ちが増していった。
何か1つのことに全てをかけられるって、本当に凄い。観ていてすごく力をもらった。実在する人生の方が、映画よりもドラマチックなことも沢山あるんだな…と観ながら涙してしまった。映像も本当に素晴らしく、映画館で観れてよかった。
それぞれの努力は勿論だけど、あらゆる展開がパズルのピースのようにかっちりハマっていったのを観て、神様って本当にいるのかも…と鳥肌がたった。