近藤真弥

ゴースト・イン・ザ・シェルの近藤真弥のレビュー・感想・評価

2.8
“悪くはない”レベルの内容。銃を撃つ北野武がまんま北野映画のヤクザなのは思わず笑ってしまった。原作に対するリスペクトは感じるし、それを示したシーンも面白いとは思うけど、“そこに完璧さを求めてどうする?”と感じちゃう。そこまでやるなら、原作に込められた哲学や思想もちゃんと反映させなきゃ。完璧にすべきところを間違えた結果ちぐはぐになってしまった、もったいない作品。
近藤真弥

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