ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

Ghost in the Shell

上映日:2017年04月07日

製作国:
  • アメリカ
  • / 上映時間:120分
    監督
    ルパート・サンダーズ
    脚本
    ウィリアム・ウィーラー
    原作
    士郎正宗
    キャスト
    スカーレット・ヨハンソン
    マイケル・ピット
    マイケル・ウィンコット
    ジュリエット・ビノシュ
    福島リラ
    北野武
    チン・ハン
    クリス・オビ
    ピーター・フェルディナンド
    ジョー・ノーファフ
    桃井かおり
    ピルー・アスベック
    あらすじ
    世界でただ一人、脳以外は全身義体の世界最強の少佐率いるエリート捜査組織公安9課。ハンカ・ロボティックスの推し進めるサイバー・テクノロジーを狙う、サイバーテロ組織と対峙する。捜査を進めるうちに、事件は少佐の脳にわずかに残された過去の記憶へとつながり、彼女の存在を揺るがす衝撃の展開へと発展する。

    「ゴースト・イン・ザ・シェル」に投稿された感想・評価

    このレビューはネタバレを含みます

    酷評されてたのちょっとわかってしまった
    日本の顔伺いながら作らなくていいよ!大丈夫だよ!と励ましたくなる…的な
    アンダーグラウンド感というか、サイバーパンク感が強すぎた気がするのでもう少し綺麗でもよかったと思います
    原作かじっただけなので全部観たいし読みたい

    サイコパス実写化もいけるじゃん、頑張って下さい
    トグサもっと下さい。プリーズ。
    アニメ攻殻機動隊は見てなくて
    見ました。映像化が凄い!
    映像力はものすごく良かったです。
    少しビートたけしの存在感は凄いのですがセリフ読みがじじぃすぎて違和感ありました。
    アニメ見てる方も、言ってたのですが吹き替え版の方がお勧めかもしれません。
    サンダーズ監督の溢れる攻殻愛が伝わってくる作品でした。良い意味で公式同人という感じ。
    北野たけしの出演シーンはどのシーンを見てもアウトレイジにしか見えません。

    このレビューはネタバレを含みます

    鑑賞日17.04.07
    『攻殻機動隊』というブレない強さが際立った。たとえ実写化でも、ハリウッドでも、攻殻機動隊であることは間違いない。吹替えに頼らなくても、新たに解釈された攻殻機動隊の一面として成立。

    押井版は魅力を極限まで絞り込み、神山版は魅力をアニメスパンで細く長く広め、今回の実写版は魅力を豪華に詰め込んで一気に放つ名曲メドレーみたいな感覚。
    ※アライズは未鑑賞なので語れません。

    これまでも洋画では『マトリックス』を筆頭に攻殻の影響下だった作品がズラリと存在する。なので、本編を鑑賞した時は、熱工学迷彩のシーンや潜入や銃撃戦などの再現に今更感があり、すっかり見慣れてしまったせいが新鮮味がこれっぽっちも無い。

    ただ、そもそも今回は紛れもなくあの「攻殻の実写版」なんだからこれで良いんだ!と安堵感が生まれる。ハリウッドからすれば、これで気持ちよく堂々と日本の攻殻に対する「ハリウッドからの回答」を出した。

    全体的に今回のシナリオはアニメ程難解じゃないから、『新規ファンに優しい入門の位置付けでも良い気がする。おおまかなサイバーパンクな世界観は従来品のように体感できるし、その時代の人々が電脳によって「得たものと失ったもの」があり、「ゴースト」や「自分は本当に存在しているのか?(模擬人格じゃないのか?)」みたいなところは共通項として描かれているから“らしさ”が維持されている。

    逆に、改めてそれくらい攻殻機動隊という中身が強くてブレないものなのかと感じたし、良い意味でアニメ版を見直したくなるくらいのネタの詰め込み方をしてきた。バセットハウンドなんかの登場は予想だにしなかったし、ある意味一番の実写化大成功例。無関係と思われていた『イノセンス』の雰囲気は全体的に街のごちゃごちゃ感に現れていたし、裸眼のバトーと義眼のバトーも見れる。

    アニメ版は攻殻機動隊をセリフで構成してる感があるが、実写版は流石に映像力が強く、これまでにな説得力のある映像が強みになった。ゲイシャロボットを初めとするロボ関係やバイク、車などの乗り物の迫力抜群。ホンダのNM4やスバルのアルシオーネといったクラシック系をベースにしているのに、なんかサイバーパンクにマッチしているからデザインのズルさを感じる。

    映像と言う意味ではスカヨハの少佐はベストだった。むしろこれ以上の適役が居るのか分からない。ブラック・ウィドウやルーシーといったストイックでミステリアスなアクション女性像が出来上がっていたこともあったので、意外と序盤からすんなり受け入れることが出来た。

    アニメ程ベラベラと喋る印象は無く、シーンで魅せるということに徹していた。そのためオープニングは押井版を全面的にリスペクトしていることが分かる。川井憲次の音楽ではないものの、謎言語によるソングが流れるところで独特の空気感を再現した。それも含めてまさに映像力の見せどころだった。

    これまでと違うのは、少佐の内面にフォーカスした部分が際立ち、弱みや不安、苦悩といった人間くさい少佐がみられる。ドラマ性を豊かにするために少佐の性格を改変したという目的もあるのだろうが、結果的にこれがシナリオ最大の見どころに活きてくることになる。最初は「少佐の名前が違う!」とか「ゴツいお姫様じゃない!」とか違和感を覚えるだろうが、そうした目的がちゃんと最後に分かるので安心してほしい。

    もうひとつ感じた違いは、自分の名前を出して「承認する」という作業が随所に出るところ。人はどうやって人間らしさを保てるのか、そしてどんな場合でも人間性を失わないようにするには、を問いかけられる作品において、ちょっと違和感。というか、無理してでも「自分を認める」要素があるので異色を放っている。

    しかし、「同意しますか?」「承認しますか?」というフレーズが出てきてチェックをつけて先に進む行動は、現実世界の日常でも誰しもがやっている。そんなリアルな時代を匂わせつつ、どんな場合でも承認作業をする行為はハリウッドなりに「ゴースト(自我)」へこだわりだった結果と捉えている。どんな身体であっても、どんな目的があったとしても、ゴーストは備わっているのだと。こういう部分にも、ハリウッドからの返答みたいなものを感じた。
    2017.05.06 バルト11
    途中3回くらい寝落ちしそうになってしまった。
    暗いシーンも多いし、攻殻の原作を分かりやすくなぞっているけれど、分かりやすく見せる分テンポが良くない。

    サイバーパンク、SFとしても新鮮味は感じられず残念。あと10年早かったらな…
    またほとんど素子個人の過去のお話なので、もっと9課メンバーとの絡みや活躍を見てみたかったです。

    評判通り、たけしが何を喋っているのか分からなかったものの、美味しいシーンを持っていって格好良かったです。拳銃構えるのが様になるな。
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