ゴースト・イン・ザ・シェルの作品情報・感想・評価

ゴースト・イン・ザ・シェル2017年製作の映画)

Ghost in the Shell

上映日:2017年04月07日

製作国:

上映時間:120分

3.3

あらすじ

世界でただ一人、脳以外は全身義体の世界最強の少佐率いるエリート捜査組織公安9課。ハンカ・ロボティックスの推し進めるサイバー・テクノロジーを狙う、サイバーテロ組織と対峙する。捜査を進めるうちに、事件は少佐の脳にわずかに残された過去の記憶へとつながり、彼女の存在を揺るがす衝撃の展開へと発展する。

「ゴースト・イン・ザ・シェル」に投稿された感想・評価

ハリソン・フォードさん主演の近未来SF映画『ブレードランナー』(1982年)は現在に至るも多くのファンの皆さんから一目置かれている作品です。

ここFirmarksは言うに及ばず、様々な映画ファンの方々のブログ等でも愛着たっぷりに論じられることがとても多いようです。

そして、その影響はマンガやアニメやゲームやTVドラマなどにも波及して、いわゆる【サイバーパンク】という潮流を生み出すキッカケになりました。

ここで【サイバーパンク】を論じると長くなりますね。
『ブレードランナー』を「先輩」と仰ぐ「後輩」たちがその後に続いた…と思っていただけるとよろしいでしょう。

その中にマンガ家の士郎正宗先生の『攻殻機動隊』があったのであり、それが押井守監督作品の劇場用アニメ『攻殻機動隊』を生み出し、さらにTVアニメのシリーズにも発展するなどしたわけです。

この流れは、これら日本製の作品群が国際的にも評判が良かったことを意味するわけで、今回のハリウッドによる実写映画化はそれを裏付けるものと言えるでしょう。

さて、そんな「先輩」たちに端を発する本作『ゴースト・イン・ザ・シェル』ですが、ではどのような作品かと申しますと、押井守監督作品の劇場用アニメ版『攻殻機動隊』をこよなく愛する「後輩」という感じです。

「コレをやりたかった!」

そんな気持ちが伝わってくる感じです。

ヒロインをスカーレット・ヨハンソンさんが演じたことが批判的に捉えられていますが、スカーレットさんはかなり頑張って演じておられたと思いますのであまり彼女を責めるのは酷でしょうね。

本作に欠ける要素があるとしたら、それは“萌え”だと思います。

街中の立体映像の看板をはじめとしてあのロボット◯者など、日本人のアニメ監督だったら、必ず“萌え”の要素を入れていたことでしょう。
それが欠けている気がしてなりません。
だって、あんなロボット◯者…。
↑シツコイ

あと、個人的には荒巻さんの役は故・西村晃さんがピッタリだと思っておりましたが1997年に74歳で他界されておりまして、これは残念。
映画『マタギ』(1982年)の主人公役は素晴らしいカンロクでしたよ。

というわけで、私は一連の『攻殻機動隊』の大ファンというほどの者ではありませんので、コダワリのある方々からすれば

「この映画には言いたいことがもっとある」

そのように私のゴーストが囁くんだ、というご意見もあることでしょうネ。
( ´ ▽ ` )ノ
amateura

amateuraの感想・評価

3.5
原作未読だからブレードランナー好きだからか見応えのあるSFアクション映画でした。世界観がしっかりしてるしアクションカッコイイし楽しく観れました!簡単に言うとアクション強めのブレードランナーかな?
Barolo

Baroloの感想・評価

2.5
原作の良さが全く活かされてない。スカーレット・ヨハンソンは適役なだけに残念
駄猫

駄猫の感想・評価

2.7
もしかしたらそれなりに面白いものになってるかも、ってほんのちょっとでも期待した自分がバカだったw

トグサは香港のカンフー刑事みたいだし、バトーの目の特殊メイクは妙にエグいし、世界のタケシ扮する荒巻はヤクザのボスみたいだし、謎の女性隊員がいたりして、9課のキャラがめちゃくちゃ。
チームでの連携プレイみたいのもないから少佐が統率してる感じとか、信頼関係みたいのも皆無。

スカヨハ少佐は予想通り。ダイナマイトなボディで頑張ってアクションしてるけど、眉間にシワ寄せすぎ。それに敵に簡単に捕まり過ぎ。

原作、というか押井アニメ版をそのまんま実写にしたようなシーンがいくつもあるけど、実写ならではの良さが全く感じられなかった。
という意味で、監督のイマジネーションの貧困さを感じるばかり。
巨大ホログラムを羅列すれば未来感が出るとでも思ってるのでしょうか。
もうその時点で古いよねw

作品のテーマにしてもそう。
士郎版原作が多層的に描こうとしていたテクノロジーと人間の融合と齟齬についてを、ただの薄っぺらな自分探しにしちゃった。
物語の舞台は未来なのに、そこに生きる人間の思考が現代的というか、ちょっと古い価値観で行動しているからサイバーパンクにすらなっていない。

お金はかかってるからそれなりの仕上がりにはなっているけど、数年も経てば、あぁ、そんなのもあったね〜、な扱いになると思うな。
あんなビル広告生きてる内に見れるだろうか!見たい!
芸者ロボットの部屋
アニメファンとして…
アニメを見ていれば内容がわかるけど、見ていない人は理解しにくい内容だど思う。
eucalypso

eucalypsoの感想・評価

2.0
良くも悪くもサイバーパンク成分が高く、既視感、レガシー感も強め、新しい要素が皆無な、キビしい内容。

B級に徹して、もっと無茶してくれればよかったけど、押井守版をトレースするところで終わってる。それなりに力が入った少佐誕生〜ビル突入の冒頭シーンだけで十分かも。

「ネットは広大だわ」という少佐/素子の台詞は本作には出てこない。自分という個体の殻から抜け出して仮想世界にジャックインする、という当時はそれなりにアグレッシブで先鋭的だったサイバーパンクがすっかり風化したことを確認できたので、観る価値はあったと思う。

・「ブレードランナー2049」と比べると、予算の関係か街の表現がチープ。どちらも巨大な立体ホログラムに頼りすぎなのは同じ。
・ビョークのMVとジャケそのままな芸者ロボは不気味の谷を越えてなくて、よかった。
・スカーレット・ヨハンソンはずっと同じ硬い表情で殻っぽい。義体コスプレ。「アンダー・ザ・スキン」では、彼女のエイリアン性が画として成立してたのに。
・主人公がベタな自分探しに執心するのも、「ブレードランナー2049」と似ている。
・クゼのルックスが悪い意味で古臭いサイバーパンクというかサイボーグ。素子との過去エピソードも安く、そもそも電脳と関係ないという。押井守版にあった、人形使いと素子との哲学談義は望むべきもなく。
・クラブのトイレの窓からバトーが少佐に銃を渡すのはギャグかと思った。
・ビートたけしが日本語で喋るたびに画面のテンションがダダ下がり。英語の吹き替えにしてほしかった。
・桃井かおりは、唯一、生きてる人間を感じた。他が暗い夜の場面が多く、曇天の日中、高層マンションの一室でスカヨハと話す静かなシーンは、この映画で一番印象に残る(お茶を淹れるケトルが柳宗理)。
みう

みうの感想・評価

-
原作無視するなら名前とかも全部変えてほしいなー。
完全オリジナルストーリーなのに設定は攻殻だから、知ってる人には違和感、初見には設定難しすぎてついてこれない、映像美の印象だけ残る映画。
ちひろ

ちひろの感想・評価

3.0
スカヨハかっこいい!原作観たことないけど楽しめた!北野たけしだけ日本語を話してる違和感。笑
わすお

わすおの感想・評価

3.4
全く期待せずに見たからか、
予想に反して悪くない。
スカヨハのガタイの良さも
少佐なんだから当然だと。
たけしのセリフは日本語の字幕も
つけて欲しい。
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