ごんぼそ

ゴースト・イン・ザ・シェルのごんぼそのレビュー・感想・評価

3.0
多分僕は掲げた点数以上にこの作品が好きだ。
ぶっ飛んだ未来描写は通り過ぎて懐かしさすら感じる。
サイバーパンクが流行ってたあの頃、サイバーパンクはデジタル革命についていけなくなりそうだったSFが再び未来のビジョンを牽引するような、そんな存在だった。
ま、SFはその後冬の時代を迎えるけど。
ともかく本作はあの時代のサイバーパンク風作品のストレートなアップデート版だと思う。

本作は主に押井守監督のアニメ映画版へのリスペクトを強く感じる。
でもその結末は真逆と言っていいほどウエットな人情噺のようでもある。
そこに違和感を感じつつ、むしろ僕はそこが気に入ってるのかもしれない。
ごんぼそ

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