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ゴースト・イン・ザ・シェルのyasshyのレビュー・感想・評価

2.0
攻殻機動隊への愛はすごく感じるけど・・・。
映像にも、その他小道具などにもものすごくお金がかかっているのは流石ハリウッドだなぁとは思うけど。
キャストの外観がアニメに寄せて頑張っているのもわかるけど。
・・・全然引き込まれなかった。

ストーリー的には、アニメの少し前に位置できるような気がする。
バトーが目を擬態化する前だったり、少佐のルーツに迫っていくストーリーになっている。
故になのか、少佐が少し人間臭く感じられる。

スカーレット・ヨハンソンも黒髪が良く似合っていて普段の雰囲気とは違う美しさを感じさせてくれるのだが、
いかんせん、お口のしまりが悪すぎる!
どの場面でも、お口は開きっぱなし。
それだけで頭悪そうに見えてしまっている。
クールには見えない。

そして、少佐が光学迷彩を使用するときのスーツが、完全に着ぐるみ状態!
肌色なのもあって肉襦袢!?状態。
この状態の時のS.ヨハンソンはぽっちゃりしてしまって余計にクールじゃあない。

そして、荒巻役のビートたけしは英語音声時でも日本語で喋り英語字幕が出ている。素子の母親役の桃井かおりさんは英語で喋っていた。
日本語吹き替えに変えると桃井さんではない方が吹き替えをしているという違和感ありあり状態でした。


攻殻機動隊を見ていない人が、普通のSF映画としてみるのにはいいのかな?
そんなに熱烈ではないが、一応一連の作品は見ているので違和感の方が勝ってしまい引き込まれることがなかった。
(バトーはメチャメチャ決まってた)

お口直しにアニメ版が見たくなってしまった。
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