Ideon

ゴースト・イン・ザ・シェルのIdeonのレビュー・感想・評価

3.0
ミラ・キリアン少佐はテロリストの手により、瀕死の重傷を負い、脳だけを残して義体に移植された。その後、公安9課に配属されてクゼと称する電脳テロリストを追っていたが、クゼと接触したことで、自分の記憶が操作されていることに気づく。少佐は謎を明らかにしようと、義体を作ったオウレイを訪ねるが、事実を聞き出す前に彼女は消されてしまう。少佐の誕生には、巨大電脳企業ハンカ社の陰謀が絡んでいたのだったというお話。
ジョジョの実写化と同じ匂いがする作品。草薙素子をスカヨハが演じてもいいように理屈は通してあるが、士郎政宗の複雑な設定を、いちげんさんでも解るように単純化しているので、こんな話だったっけと違和感が残る。アニメの場面をストレートに実写化したり、オリジナルの音楽を使ったり、ファンを喜ばせる努力は感じられるが、ジョジョと同じで、コスプレ感が強すぎて笑ってしまう。監督の攻殻機動隊愛はひしひしと感じられるが、バトーはそのまま24に出演出来そうだし、トグサに至ってはかくし芸大会レベルの残念な姿である。
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