原作との比較、オリエンタリズム批判、ホワイトウォッシングなど様々な角度から批評される。全く新しい作品として評価するスタンスで観てみたが、世界観、映像、主題、制作力、どれをとって見ても満足レベル。
原作があまりにも一般的、個人的インパクティブな作品は分けて観る方が、経験上楽しめると思っているし、実際比較することの評価軸が再現性っていうのも非生産的で面白くないですよね。
比較したとしても、哲学に傾きがちだった原作が映像至上になってバランスよく仕上がったなという印象で、かなり好きです。
もう2、3周観ても損でない、これまでの映画史におけるSF表現のターニングポイントを意識できる作品だったのでオススメ。
#プロジェクター150inchで観ました