大好きなアニメの実写化。そのニュースを聞いた時点で大反対だった。期待値を底辺まで下げて観たけれど、思いの外、意外にも、しっかり攻殻機動隊の世界が出来上がっていた。
光学迷彩とかも安っぽくなくて、アニメ版が好きだとニヤニヤしてしまうような実写(+CG)でのニッチな場面の再現が堪らない。
そういう意味で楽しめたけど、攻殻機動隊の実写化という枠を超えた作品とまではならなかった。ファンでなければ観ても楽しめるかは微妙。
それでもスカーレット・ヨハンソンの存在が、説得力のある雰囲気をもたらしてたと思う。そういう意味で、有名俳優の起用は意味があるんだなぁ。