これは良い意味で裏切られた。
グランマとあるがおばあちゃんというより
リベラルな思想？かつてのピッピー世代よりも前の性的指向にも同様リベラルな
左派世代が色んなものと戦って結局
孫のいる年代になって、
その生き様をしみじみと見せる感じだろうか。
内容は孫娘の堕胎手術代の金策に奔走するだけだし
孫娘との会話の他にかつての彼氏やら彼女やらとの会話のみというシンプルかつ地味な内容。
それでも最後まで完走できた。
長さもくどくなるまえに終わる78分という短さだから？
何よりリリー・トムリン自身の魅力なのかね、最後まで見入ってしまう。
タクシーに置き去りにされ夜の街灯に照らされとぼとぼと去って行く主人公が
なんとも味わい深かったなあ。
監督アメリカンパイの人なのにこんな渋めのドラマ作れるとは意外。
