マオ

マイ・プレシャス・リストのマオのレビュー・感想・評価

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)
3.0
こじらせひねくれうまくいかない主人公への共感の嵐とあ〜〜もうたまらん〜〜!!って感じのトキメキを期待して見てしまったので、若干の肩透かしを食らった感は否めない。
割と淡々と進むストーリーだったし、勝手に予告で同年代だと思って見たら、10代の女の子の話だったのが衝撃的すぎた笑
ただ19歳という年齢ながら頭はずば抜けていいから周りの大人と同じくらいのポジションではあるのに、それだけの人生経験値や精神レベルはまだまだ年相応に子どもで、はやく大人になりたい
気持ちだけがどんどん先走ってしまうもどかしさは良かった。
ただもう少し過程を楽しみたかったなあ〜〜 1番盛り上がるシーンは確かにかわいかったけど、そうなるまでの心と身体の距離を詰めていくあのドキドキがスパッと省略されてしまうのは残念。まあ恋愛メインではないから納得はいくのだけど。。
ただほんとに夜の街を散歩するシーンとラストはかわいすぎてにやけるレベルでかわいかった。

「マイインターン」の監督だと勘違いしていたのだけど「好きだった君へのラブレター」の監督だった。この監督のかわいいラブ要素はわたし好みなのだと納得。

わたしからしたら主人公は充分幸せなように思えるけど、“他人が思う幸せ” と “自分が求める幸せ” はもちろん違くて、幸せの形って人それぞれだよなあと改めて感じた。人生山あり谷あり。

(映画見る前に「Once Upon A Time」というお気に入りドラマのフック役で出ているColin O'donoghueが出ていることを知りめちゃくちゃにテンションが上がったのだけどクズすぎて泣いた…)
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