「人生は一度きり
幸せになっていいはずだ」
ハーバードを飛び級で卒業したIQ185の天才女子キャリーはいつも不機嫌。
自分以外はみんな劣ってると思ってるからコミュ症で友達もいない。
見兼ねたカウンセラーに幸せになるためのリストを渡されて渋々こなすことに。
天才じゃないけど不平不満だらけでいつも何かにいらいらしてる自分と少し重なった。
正しさが全てで不道徳なことを悪としか思えないキャリーの気持ちもよくわかる。
まるで真面目に生きてると馬鹿を見るかのような思想も腹立たしい。
でも結局悪いことに流されて生きてるからキャリーの強い揺るぎない信念みたいなものが羨ましくもある。
大人の言い訳と嘘で固めてうまくずるく生きるのが幸せなんて悲しい。
ラストシーンのキャリーのカメラ目線がすごい良かったな。
他人にそのままの自分を自分として見てもらえることって本当に幸せなことだと思う、、それが1番難しいことだけど。
前向きになれる素敵な映画。
