ポミ

罪の余白のポミのレビュー・感想・評価

罪の余白(2015年製作の映画)
4.1
私はとても気に入っている映画です✨
原作を引きずらずキャストの個性を生かそうとする大塚監督の意気込みを感じます。

主演の内野聖陽さんや吉本実憂さん他、とても良く脚色されています。(ワンシーンですが利重剛さん良かったなぁ✨)

…とは言え全体に「このシリアスな状況がこの演出でいいの?」と違和感があったり、原作がデフォルメされてるように感じられるかもしれません💦

サスペンスと言っても注目すべきは心理戦でも謎解きでもありません。どこに「ダブルバインド」が隠されてるか?です。

「ダブルバインドとはつまり、異なる選択肢のどちらを選んでも自分の得にもならず、相手を満足させることもできない…」

最も重要な部分は開始5分くらいの日常を切り取ったようなシーン。導入だと思って台詞をサラッと聞き逃したらお終いですので注意⚠️(巻き戻しましょう🌸)

『渇き。』のような映画が好きな方、心理学が好きな方におすすめです🍀
ポミ

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