Ark

ラン・オールナイトのArkのネタバレレビュー・内容・結末

ラン・オールナイト(2015年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

超強い殺し屋のお父ちゃんが、息子の命を狙う奴らから守りながら逃げる話。
リーアム・ニーソンがなんとも渋くて、この役がよく似合ってる。「怪物はささやく(A Monster Calls)」を観たとき木の怪物の声が彼だと知らなかったけど、こうして普通に演技してるの見ると木の怪物そのまんまの声で驚いた。渋いいい役者さんですねぇ…。

・タイトル通りマジで一晩中RUNしてる
・最後までなんで息子が父をあそこまで嫌っているのか明かされなかった
・父の親友クソ弱い(弱いから部下を使って代わりに死んでもらってる)
・ラストの敵が無限に弾切れしない(弾めっちゃ持ってる)
・こいつがいい感じに鬱陶しい敵(バイオで無限に死なないゾンビ思い出す)
・「静かにしてて」とママに言われてるのに空気を読まない娘
・息子の弾全然当たらない
・息子、替えの弾持ってない
・瀕死なのに息子が殺されそうになっているのを見ると最後の力を振り絞って1発でヘッドショットかます父、神がかってる
・最後まで息子に手を汚させなかった父最高に素敵
父の息子への愛を強く感じた。最後の方でus before youの色紙を見る時の、そして息子家族を見る時のあの眼差し……グッときた。なんだか胸が締め付けられるシーンだった。

父と親友との友情、父と息子の親子愛が地味に描かれた作品。リーアム・ニーソンの渋さがこれでもかと光っていてまさに適役だった。
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