シェル・コレクターの作品情報・感想・評価

シェル・コレクター2015年製作の映画)

上映日:2016年02月27日

製作国:

上映時間:89分

2.9

あらすじ

“貝”の美しさと謎に魅了され、盲目ながら貝類学の世界で名を成し遂げた学者。彼は、妻、息子と離 れ、沖縄の孤島で貝を蒐集しながらひっそりと静かな厭世的生活を送っていた。しかし学者の静謐な日々 は、島に流れ着いた女・いづみが出現し、学者とひとつ屋根の下に暮らし始めることで次第に狂い始め る。そして、ある日いづみの患っていた奇病を偶然にも貝の毒で治したために、それを知った人々が貝…

“貝”の美しさと謎に魅了され、盲目ながら貝類学の世界で名を成し遂げた学者。彼は、妻、息子と離 れ、沖縄の孤島で貝を蒐集しながらひっそりと静かな厭世的生活を送っていた。しかし学者の静謐な日々 は、島に流れ着いた女・いづみが出現し、学者とひとつ屋根の下に暮らし始めることで次第に狂い始め る。そして、ある日いづみの患っていた奇病を偶然にも貝の毒で治したために、それを知った人々が貝 毒による奇跡的な治療法を求めて次々と島に押し寄せるようになる...。 そのなかには息子・光や、同じく奇病を患う娘・嶌子を助けようとする地元の有力者・弓場の姿もあった。

「シェル・コレクター」に投稿された感想・評価

ゆき

ゆきの感想・評価

3.2
貝は海に沈んだ人の死体を食べるからだよ

盲目の貝類学者。妻子と離れ、孤島で静かに暮らす彼の前に奇病を患った女性が流れ着く。彼女の病気を治したことにより彼の生活は一変する。

イメージビデオかと思うくらいのリリー・フランキー堪能作品。
音で異次元に連れて行かれる様な印象的な作品でした。この時間に答えなんてないんでしょうね、きっと。
衣装と自然の色味がとっても綺麗で写真を連続で観ているような気分の一作でした。

この世界観を文字で魅せる原作の短編小説もなかなか気になります。
見た味

見た味の感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。映像が美しい。貝類学者と光の親子良かった。イモガイが特効薬となり得ると分かっているのだから罹患者は自分で探して刺されたら良いし、島の男たちが学者のお家荒らす必要ないし、治して欲しい人たちは宴やってないで早く刺されたら良いし、光は罹患してないのでイモガイ持って刺される必要ないし、火山が噴火し家が流されてどこに辿り着いたのか分からないし、急に学者の周りにたかっていた罹患者達いなくなったし、分からないこと多い不思議な話だったけど良かった。よかった原因は主人公がリリーさんだからなのか
ちょっと分かりにくい雰囲気映画だけど、リリー・フランキーありきで、なかなか良い映画だったと思う。リリー・フランキー上手いな〜って思った。声も素敵だね。

人は、視覚によって自分と周囲との境を作ったり、物への観念が固定されてしまうもの。それを変えることができると、色々変わってくる。

「エヴォリューション」的な匂いがしたので観てみたら、全く違った。

リリー・フランキー演じる盲目の貝類学者。たった1人で、小さな島に暮らし日々貝を集めては標本を作る。
人との関わりを望まない彼だが、流行の病気で右手が麻痺した女性が漂着し助ける。たまたま見つけた芋貝を彼の留守の間に彼女が触り、その猛毒で倒れているのを見つけるも、なんと彼女はそれを機に病気が治り、その後望まずも病気を治したい人々が島にやってくるようになる。

悪戯にセックスを連想させる描写が度々あるけれど、その理由がよく分からない。日本映画にありがちな思わせぶり感が邪魔をする。

テーマは、とてもハッキリしているなと思うものの、こちらもそういう思わせぶりな演出が邪魔をして、分かりにくくなってしまっているように思う。

盲目の主人公は、自分が盲目である故に、人とは異なる視点を持っている。彼は、本作では海として描かれる自然の中で倹しく生活していて、海はただただいつもそこにあり、自分の生活には欠かせない、酸素のようなものなのだろう。

彼にとって海やそこにある全ての物は、自分が望んでそこにあると言うよりも、あるがままに自分がそれらを受け入れざるを得ないのである。

彼が、「わたしの物」と言う道具も彼にとっては、そこに「ある」ことが重要で、どこか別のところに整理整頓されてしまったら、もう自分は生活できなくなってしまう。

漂着し我が物顔で彼の部屋を自分の家のように変えてしまおうとする寺島しのぶ演じる女の行動は、目が見える故にその物への所有欲があり、自分の思うように変えてしまおうとするのだ。

人は自然から多くの恵みを受けながら、自分たちが良いように変えてしまおうとする。そこでただ生きている生物も、人が入り込むことで、血を流す。

病気を治すことができた猛毒を持つ芋貝も、人の病気を治すための物として、あたかも自分たちの物のように使おうとするが、芋貝は人間のためにそこにいるのではない。実際その毒は人をも殺す毒なのだ。

この映画は、人間と自然との共存のあるべき姿はどう言うものなのか?
そして、視覚ある故の固定観念や自分と周囲の物や人との関係は、一度目を閉じて、いかに自分が物の造形なども含め視覚による固定観念に縛られて、時には勘違いして生きているのかもしれないと、もう一度考え直してみてはどうかと言っているのだろう。

確かに、人間にそういう観念があれば、自然破壊や略奪、戦争も起こらないのかもしれない。

一度目をつぶって自分の部屋で数時間でも生活してみると良いかもしれない。わたしも、やってみようかな…

色々なことを考えさせられる、良い作品だなと思うけれど、もう少し誰が見ても分かるような作品でないと、ただの「ヨガリ」映画になってしまう。

あと、寺島しのぶの演技の良さと言うのがいつもわたしには分からない…
ayumi

ayumiの感想・評価

4.0
海、貝、男と女、生と死、個と共同体

無国籍な寓話

映画というより映像作品

それでいてエモーショナル

息吹を感じる照明

オーガニックな照明

大胆で繊細な色の配置

海の底の静謐さ

あのシーン、そういう意味なのかどうか

その曖昧さも含めて好きな作品

リリーフランキーがいい

ホントいい加減食傷気味だけどリリーフランキーがいい

上からじゃないリリーフランキーがいい

ベストアクト級

寺島しのぶ

また、だけど

でも代わりがいない

橋本愛は久しぶり

稀有な存在感

何度も寝落ちして見るのあきらめた「リトルフォレスト」、がんばって見ようか



(インターナショナルver.)
下っ端

下っ端の感想・評価

3.4
アート作品
部屋を荒らされたリリー・フランキーかわいそうだった
シラノ

シラノの感想・評価

2.0
Netflixで鑑賞。


この映画、なにを伝えたかったのか全くわからない(;・∀・)


最初の30分くらいのリリー・フランキーと寺島しのぶの演技力でなんとか形になってるだけな気がする。


自分は演義の上手い下手はあまりわからないんだけど、こないだ観たアイドル映画の『女の子よ死体と踊れ』と比較すると、やっぱり明らかに違うわw


結局あの毒で治ったのはたまたまだったってことなのかな?


いろいろと主人公が不憫すぎてなんとも(´・ω・`)


とりあえず、口の軽そうなハゲには気をつけなくちゃ。
盲目の貝研究者が奇病の女を助けたことがきっかけで、平穏な日々が狂い始める。
貝ってあんまり分からないんだけど、結構こわいね。
不思議な世界感だったなー。
リリーフランキーも寺島しのぶも池松壮亮も、出演者がみーんな独特の雰囲気を持っていて、ストーリーよりも俳優さんの雰囲気を楽しむ映画だと思った。
T

Tの感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

出てるキャスト豪華だけど、内容掴めなかった、、、、。というか微妙。

池松くん死んじゃったし...(かっこよかったですクズキャラじゃなかったし)
yuko

yukoの感想・評価

1.8
2017.11.21 DVD

ヘンな映画。
イモガイの怖さよ。
紗羅

紗羅の感想・評価

2.6
ストーリーはなんだこれ?って感じ。
ただ、映像がひたすら美しい。
これ、映画館でみたらまた感想が違ったかもしれない。
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