カミーラにハマれないと永遠にハマれない作品だと思いました。激情的で悪く言えばアバズレなカミーラのどこに皆惹かれるのか?最後までいまいちよくわかりませんでした。また、カミーラは「人生はつらい」みたいなことを述べていましたが、どこが具体的につらいのか全然述べられていなかったような気がします。男たちも皆突然現れては唐突にカミーラに惹かれ、突然決闘を始める...。意味が分かりませんでした。これにずっと鳴り続けるBGMが乗っかって、最後まで観るのが割と辛かったです。
人生や恋のあれこれを語る舞台劇を、映画で見せるような手法は面白かったのですが、それなら自分は「赤い靴」を選びます。
やっぱりこれは舞台をもっと観ないと理解できないのでしょうかね?なんか圧倒的に自分の教養が足りなかった感もあります。