黄金の馬車の作品情報・感想・評価

「黄金の馬車」に投稿された感想・評価

ルノワール 「黄金の馬車」豊満な美女と①情熱的に女を求めるマタドール②非力だが女に相応しい男になるため荒野に出る男③金と権力をもち女の為に全てを投げ出す男が争うのをパパりんこルノワール 実写版てぐらい色鮮やかに描く。またラストが素晴らしくいいんだなあこれ。このラストで傑作になってる
倒錯こそが強さになりそうなところで、まじめさが勝ってしまうのはおふざけか? ルノワール本人が一番狂ってるか一番まじめ。
舞台は正面から撮って、観客との素直な切り替えしがやっぱりベターだなー
遠藤

遠藤の感想・評価

5.0
前半1時間 300人いたとしたら300人全員の顔の良さがMAX値を全力で突破していて笑いながら泣くしかなくなる
後半からラスト やばい 極端な失速も計算の内?
大道芸人の演劇と役者の多難な人生を絡めて、どこまでが演劇なのだか舞台裏の人生なのだかを最後に意図的に混濁させた作品。

でもそんなストーリーより、子供の大道芸人が最後にとちるシーンとか、子供芸人が舞台に出て行くシーンとか、子供がどこまで自覚的に演技しているのかわからないシーンの可愛げとそれを挿入するタイミングの秀逸さがいいね!
数自体そこまで多くはないとはいえ、ジャン・ルノワールのカラー作品には外れが全く無くて凄い。

芝居を描いた作品だけに画面が舞台のように見える構図や逆に観客席を映したような構図等が実に見事で、加えて舞台裏等における他の団員の様子もとにかく生き生きとしていて、特に子供たちがいちいち可愛すぎて出て来る度ほっこりさせられた。

アンナ・マニャーニと彼女を巡る男たちの掛け合いも肝となっていて、終盤少し失速したとはいえ男らが一同に会する瞬間は愉快なものがあった。

冒頭の演出が帰結するラストの妙にも感嘆したが、改めて見てみると勝気な女主人公にその女に関わる男らの戦いにと、やはりニコラス・レイの大砂塵はこの作品に共通する箇所がそこそこあり、ルノワールを敬愛していたトリュフォーはその類似性を感じてあの作品を激賞したのかもしれない。
ジャンルノワールは今んとこ好きじゃない

ごちゃごちゃしてる画が多いけど、良いシーンはたくさんある。
扉の使い方が上手かった

こんな色使いの映画は見たことなかったな
JAmmyWAng

JAmmyWAngの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

他者のために富や成功の象徴を手放す決断が、そのままデウス・エクス・マキナを召喚して大団円!どれだけ部屋を行き来しても、画面の中には舞台袖なんて無いんですね分かります。
チャップリン曰く「人生はクローズアップで見れば悲劇、ロングショットで見れば喜劇」であって、本作はまさにコメディア・デラルテによるロングショットの喜劇じゃあないですか。人生は舞台で舞台は人生。楽しいけど、でも少し悲しい、だがそれがいいんだニャン☆
劇団員が全員集合している画はもう問答無用に大好き。イーストウッドもクローネンバーグもジム・ジャームッシュも、ゴールデン・コーチ賞をちゃんと教会に寄付したのかどうかが気になります。
華

華の感想・評価

4.0
主人公カミーラは劇中で三人の男に言い寄られるのだけど、彼女の豪快な笑い方や高価なプレゼントをもらった時の素直な喜び方がすごくいいなぁと思った。
美しい色彩の世界。
ついに観れた。これで年上の某友人から冷やかされずにすむw ルノワール「黄金の馬車」

「全ては喜劇に帰属する」
誰の言葉でもありません。
他ならぬ私自身からこの「黄金の馬車」という頓狂映画を観た直後に自然に出てきた言葉です。

S県在住の年上の友人からこの作品を観てなかった事を冷やかされて悔しい思いをしてました。彼は3回観たことを自慢してましたが私はこれから死ぬまでに5回は観てやろうと思います。
映画監督ジャン・ルノワールは、印象派の画家ルノワール(オーギュスト?)の息子だったと思います。その彼が撮った絵画みたいな美しい映画でした。

(2006年頃の感想のまま)
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