松平重治

マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまりの松平重治のネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

既視感のあるプロット、ある程度読める展開ではあるけどその単純明快さゆえに最後のシーンは感動した。デート相手を横取りされた24歳の人のいい人っぷり、結構なクズだしキモいショーン等、脇役の個性も際立っていて飽きない。個人的にはショーンの出始めからラストまで一貫したキモさ(そして共感のできなさ)は他の映画に出てくるキモキャラとは一線を画すレベルだった。あとサイモン・ペッグの最初の挨拶→ビールを買う→行きつけのバーに行く→ボウリングを誘うまでのエスコートが流れるようで大人〜と思った。映画の中の時間は1日にも満たないし、映画自体の時間も短いので気負いせずにサクッと観れる。観賞後、日々のちょっとしたアクシデントや手違いも悪くないなと期待してしまう作品。
松平重治

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