男は名前を付けて保存、女は上書き保存。こんな超女性目線の作品をよく撮れたなあと感心。男って見当違いのことをわかった口で語って自意識過剰なとこあるけどそこが可愛いとこでもあるよなあと。一番目の彼が好きだなあと思ってたけど、彼女がどういう人か知ってて付き合ったのに嫉妬深くなっていって、家が一番と言わてせきたり曲作ってきたり詩を送ってきたり鬼電したりと段々面倒くさくなってきてウケた。ないわと思ってた二番目のナヨくてガチャガチャした男(監督だけど笑)が一番素敵だった。君を笑わせられるのは俺だけっていう台詞が好き。別れる時でさえも笑わせてくれて、こういう人はしばらく思い出してしまいそう。三番目の彼が脱ぐ時に一枚ずつ綺麗に畳んだのには冷めた(笑) 女子会で恰好のネタにされるやつ。彼女はそれぞれの良さをちゃんと見ていたし嘘もつかなかったし、まあダブルブッキングはよくないけど、そんなに責められるいわれはないと思う。彼女の生き方に共感はしないがある意味誠実だと思うから、そういう彼女を選んだのはあなたでしょって言いたい。三人で食卓を囲むビジュアルは面白すぎ。追い出すわよって言った後の転換大好き。「わきまえてるな」で爆笑。白黒の映像もエモーショナルだったけど、カラーのダンスシーンも綺麗だったな〜
