シーズ・ガッタ・ハヴ・イットの作品情報・感想・評価

「シーズ・ガッタ・ハヴ・イット」に投稿された感想・評価

スパイクリーの初期作。
長編デビュー?

劇中、カメラに向かってさもインタビューに答えるかのように話し出したりする。

彼氏3人おる女の子を中心にブルックリンを映す。

モノクロニューヨークだとマンハッタンに軍配が上がる。
また、この作品で致命的なのは、主人公演じる女の子に魅力を感じないことだ。
この手のものは、裸は見せない方がより効果的。

にしても、ラストシーンのクールさは見る価値がらあった。

残り294本
とり

とりの感想・評価

3.5
Talking about Sexーーーー見えてるのは一部、彼女の全体は分からない。皆が口々に自分のノーラを語る、自由奔放で芸術に身を捧げ(作中出てくる写真や音楽がまた良い!雰囲気逸品)。初期傑作『ドゥ・ザ・ライト・シング』のように今日まで続く彼の政治闘争的というよりはストリートに根差す姿勢が本作には若さと共に刻まれている。文学的でセクシャルさ込みの独自性溢れるインタビューのようなストーリーテリングに、時にウディ・アレンのよう。お洒落眼鏡なスパイク・リー自身を含めて魅力的なキャラクターたちにダイアログ、秀逸な編集込みで独特なテンポが流れながら深淵な部分にまでリーチしていく。ノーラのそこまでの魅力が観客に伝わるかは分からないけど少し『サマー』や『チェイシング・エイミー』的(けどキャッチーなだけでなく憂いを帯びている)で、美しく何気ないモノクロ撮影は『マンハッタン』と『クラークス』の間?このまま最後まで白黒で行くものかと思っていたら突然のビビッドなカラーで一瞬ミュージカル的ダンスシーンが繰り広げられたりもする自由さが愛しい。キャラの異なる彼氏3人揃っての地獄の晩餐シーンのシュールさもなかなか。作品自体が色褪せても男女のいざこざは普遍的な恋模様、こうなると欲望もほどほどにと言ったところか。きっと地元のコミュニティにも通ずるであろうテーマを浮かび上がらせるように何もかもさらけ出していくノーラ。ここで見えてくるのは男女関係、恋仲には欠かせない感情ちの機敏。実尺以上に長く感じたから個人的にはスゴく楽しめた、というわけではないかも。けど魅力的で素敵な作品であることに変わりはない。エンドロール前キャストが名乗っていく最後が最高。

「人は大切なことのためなら時間を作る」「ノーラにとっては3人で一人だった」グリアー名言いいがち
"Please Baby. Please Baby. Please Please Babe."
「君の探し物は僕には分からない」
TOMATOMETER93% AUDIENCE71
ポリアモリーとかパンセクシャルという言葉って、この映画が公開された当時にあったんだろうか。リメイク版と見比べて、どこがどうアップデートされているのかチェクしてみたくなった。
ジャズとブルックリン、出てくる人間の誰にも共感できなかった
ラスト、キャストのみなさんがカメラに向かって自己紹介するのが良かった
ジェイミーが電車に乗るところの写真もかっこいい
かっこいい影像だ
KS

KSの感想・評価

4.0
性に対してオープンである主人公の女性の視点から、男尊女卑な世の中で起こる矛盾や疑問を描いた映画。
ミク

ミクの感想・評価

4.5
 女性がセックスに肯定的でありオープンに話すことに抵抗あるか、ないか。男性はある程度、公に話しても敬遠されることは少ないしセックス好きであることに堂々といられる。(勿論、これも偏見ですが。)女性がセックスを好きと言ってしまうと、アバズレと思われたり、”変わり者”と見られてしまう息苦しさはあると思う。Sex-positive feminismの思想が80年代頃から言われるようになったみたいだけど、現代でもまだまだ男性が理想とする女性像の型にはめられる場面は多いように感じるし、その抑圧からの解放がない限り女性の自由はないんだろうなと思う。原因はそれだけじゃないにしても、関係を築く上でオープンでいられることは大事だと思う。

 86年公開の今作は、個性がみんな違う3人の男性と同時にデートする女性のお話し。でも隠してる訳ではなく、ポリガミーであり同時にパンセクシュアルというかなり当時としては革新的なプロットをあっさりと書いてしまうスパイク・リーの洞察力の高さに舌を巻きました。低予算制作の良さが全て詰まってる。モノクロだからこそ、一段とアフリカンアメリカンの美しさが際立つ。写真で魅せるブルックリンの季節感あふれる街並みも素敵。更には、監督の実父が奏でるジャズが超かっこいい。

 ちょいと見苦しいレイプシーンがあり、リー自身も「バカな失敗をした。」と反省しNetflixで同タイトルのドラマを製作してしまう紳士っぷりに感激です。まだ見れてないので、現代版としてどうなってるか見るの楽しみ。
eucaly

eucalyの感想・評価

3.8
ドラマ版も映画も両方見た。
ドラマ版は性と4人の女の友情とがSATCの様だった。政治的要素もあり。劇中で使われるブラックミュージックのジャケットなんかも紹介されてて、音楽好きにはたまらないですね!ファッションがお洒落だった。映画はモノクロとジャスがとても心地良い✨バースデーのミュージカルステージのセットの色合いとかセンスが凄い好き!カラーにして正解!内容楽しむならドラマ。雰囲気を楽しむなら映画かな。
blay86

blay86の感想・評価

3.8
Netflixのドラマバージョンを観て脳天に稲妻が走ったのでオリジナルの映画版も観てみた。やっぱあのオープニングソングが流れないと変な感じ!全体的に白黒でとても美しくていいと思う。これが80年代のアメリカで作られたのだからすごい。
RYUYA

RYUYAの感想・評価

3.5
80年代ブルックリンの街かどで。
平然と3股かますクセッ毛ガールの軽はずみな愛の記録。
スパイクリーもがっつり出てます。

感謝祭に交際相手3人を自宅に招いてお食事会する主人公を見て「この女は只モンじゃねぇ」と思ったが、シーンの進め方や構成のセンスが抜群すぎて正気で見れた。

「彼女に問題はなかったか?」と家族に問いただすインタビュー形式のシーンで出た名台詞には、思わずメモ帳を開いた。以下。

「問題は特になかったが、ハイハイが後ずさりだった」
僕にはあまり合わなかったかな… 演劇的なシチュエーションやセリフと映画的な映像の組み合わせが非常にマッチしていて、スパイク・リーの才能はこの頃からすでに見て取れる。ただ、如何せんこの映画の誰とも共感ができない。しかもそれがかなり淡々と描かれるので、正直途中で飽きていた。何かしらのメッセージ性はあるのだろうが、僕みたいな奴には「三股は良くないよ」というくらいにしか伝わってこなかった。僕の恋愛偏差値の低さ問題なのだろうが、それでもこの映画に対して100%共感できるようにはなりたくはないかな…
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