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シーズ・ガッタ・ハヴ・イットのuriのレビュー・感想・評価

4.2
1986年公開。現代のような高度特殊な機材は無かった時代のはずだが、Spike Leeはそんなものは必要としない。本作品もまるでアート作品を観ているかのようであった。

予算は僅か17万5千ドルだが、脚本、撮影技術に見られる彼の感性は期待値を遥かに超えるものである。

本作品でも1980年代に黒人女性が直面していた苦難を描いている。他の脚本家がやらタブーだ、適切では無いと避けがちな問題を真っ向から見つめストレートに表現しており、改めて革命的な映画監督だと感じた。
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