このレビューはネタバレを含みます
中盤位までハーレクインロマンス？とか思って観てたんですよね。地味め(地味かな？)OLハルリーンが彼氏を求めて出会い系サイトに登録。それがきっかけで出会ったラージヴィールに振り回されつつも惹かれていく。イケメン、マッチョ、強くて謎めいた男。これでもか！って盛り付け。そりゃあ惹かれますよね。で、ハルリーンも地味と言いつつ、物凄い美女だし、黄金のスタイルの持ち主だし。最初は本当に地味めな装いならまだしも、セクシーなシャワーシーンから始まるし。でも本編では「地味」とは言われてないから、実際は地味女じゃないんじゃないの？と、どうでもいいことを考えつつ観てたら、だんだん事情が明かされる。ラージヴィール、殺されたお兄ちゃんの敵討ちをしようとしてたんだ！冒頭、焼き殺されたナンダ大佐、お兄ちゃんだったんだね。実は本人かと思ってたんですよね。生きてたけど全身焼け爛れてとんでもない姿になってしまったので、整形手術して、とか。いや、ラージャマウリ監督の登場人物ならあのくらいじゃ死なない！ラーマ兄貴とビームとバーフバリなら生きてる！と思ったけど、そういやハリウッド映画のリメイクでしたね。ハリウッドは死ぬか。ラージャマウリ監督なら軽傷だろうに。とにかくお兄ちゃんの敵討ちの為に全てを捨てた弟というツボを直撃する設定に、後半はうおおおッ!!と猛っていたのでした。トゥメリ良いね！
