海風

A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒーの海風のレビュー・感想・評価

4.2
「おいしいコーヒーの真実」という映画を観て、コーヒーの印象が変わりました。300円ぐらいで一杯が飲めるコーヒーの裏側では犠牲者だっている事を知った今では、しっかり労働者の方に公正な取引がされるようにとフェアトレード商品のものしか買わないようにしてる。

スペシャルティコーヒーという名前から知らなかった。職人の気配りや優しさで消費者が満足いくコーヒーになる。風味、味、工程、質、生産性、サスティナブル、様々な面でスペシャルなコーヒー。ちゃんと生産者の賃金が保障されるコーヒー豆の生産は、安心して買いたくなる。「買い物はこれからの社会への投票」だからね
大量消費時代の今、どれだけ低価格でコーヒー豆を仕入れられるかっていう価格競争が進んでいるけど、質のよいものにはそれなりの値打ちである必要があるはずだし、 コーヒーというもののあり方っていうのを見直すきっかけになった。安いことが当たり前じゃないよね、安くしたのは社会なんだな〜

映像がとても美しくて素敵だった。
コーヒー豆たちの旅物語、コーヒーカップ一杯を丹精込めて注いでる姿はとても印象的だった。
コーヒーが身近に感じ、不思議と風味が香るような作品。コーヒーのおかげで自然と生まれる笑顔や会話などのコミュニティ、私も大切にしたいなって感じた。だって生産者誰もが熱いんだもん
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