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A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒーのYのレビュー・感想・評価

3.5
about coffee。まさに。
たまに局所的になるけれども、ボヤーッとコーヒー全体についてのドキュメンタリー映画。
大した知識がつくわけでもなし…。というのは深いようで用語の解説が無し。予備知識がないとついていけない。が、雰囲気勝負の本当にボヤけたドキュメンタリーととれる。これは狙いかな。映画としてのドキュメンタリーってことでね。
コーヒーについてなにも調べたことのない人はちんぷんかんぷんだと思います。あっちいったりこっちいったり。ボヤッと全体像をって撮り方。これ、狙いじゃなかったら下手すぎるので、完全に狙っているのでしょう。
そうでないと、映画でなく、教材ビデオになってしまうからね。

ということで、コーヒーに興味ないひとは、何かやりながらチラチラ観る(たまーにいいこと言ってる)か、暇すぎて、でもそのまま暇でいたくて偶然かかってたからなんとなく観たで良い映画。

私みたいな、たまーにスペシャルティーコーヒーをわざわざ買ってきて、気が向いたら家で嗜む程度の似非コーヒー好きくらいのヤツにはとてもちょうど良い映画でした。普段なかなか動画では観られない場面が多く、楽しかったです。
洗っている場面がいちばんよかったかなぁ。

なので、スペシャルティーコーヒーを飲んでハッとした方々にはオススメの映画です。是非お気に入りのコーヒーを淹れて嗜みながらこの映画を観てくださいまし。

因みに私は色々あって、月に1回、1日で70杯分淹れます。豆から挽いて、ハンドドリップで。お湯の温度も計ります。今のところ私のベスト温度は83℃。といいますかもう83℃〜85℃固定です。それに、会社や自宅でも淹れることがあるので、おそらく月に最低でも20回はハンドドリップで淹れております。
お店ではないので、エスプレッソマシーンは持っていません。ハンドドリップ専門です。しかもネルは管理がめんどくさいので、ペーパードリップです。

そんな私がこの映画で感じたこと。ハンドドリップのシーンは…結構雑www

この映画にネタバレもなにもないのでいいますが、そんな中、やはり日本人はあからさまに淹れ方が丁寧です。結局日本にたどりついております。
いやー、大坊珈琲店。お話にはきいたことあつむたけれど…いちどいってみたかったなぁ。
深煎りのネルドリップかよー。それで美味いっていうんだから…全然想像つきませんでしたわ。
いまは恵比寿に大坊珈琲店で働いていた方がやっているお店があるとか…

んー。こんな嗜好映画はじめてみたかもwww
うん。観ておいてよかった。

映画って素晴らしいですねっ
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