キミシマユウキ

死霊のはらわた IIのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

死霊のはらわた II(1987年製作の映画)
2.6
ガールフレンドのリンダと共に山荘に訪れていたアッシュはそこで死者の書と謎のテープレコーダーを発見する。アッシュは興味本位でそれを再生していしまうが…

『スパイダーマン』『スペル』などの
!!サムライミ監督!!
による伝説的なスプラッターホラーの続編。
内容は続編というよりはリメイク?に近い。
定期的にゾンビ映画を見ないと自身もゾンビになってしまうという病を患っているため鑑賞。

〜グロ映画も度を超すとコメディになる〜

ということを最初に教えてくれた重要な作品(多分)
あらすじを観てわかる通り今作の大まかな流れは前作と全く一緒だ。
なんなら主役のアッシュも同じ俳優が演じているし、既視感しかない…
と思いきやめちゃくちゃパワーアップしてる!!(笑)
今作に関してはある意味この点数が高評価だと思ってもらっていい!
といより監督は狙ってあえてこれぐらいの点数になる映画を撮ったのだろう!!
100点満点のテストで敢えて50点くらいを取ろうとする天才!
スプラッターホラーだった前作にかなりコミカル要素を加えて、さらにくだらなさもグロさ倍増!
とにかく観てて笑っちゃうような演出と展開の数々に開いた口が塞がらないこと間違いなし!
この映画からきっとグロすぎコメディなどは生まれたに違いない!
ある意味こちらも伝説的な作品なのだ(きっと)

キャストはもちろんよく知らない!
が、主演のブルースキャンベル(続投)はかなり奮闘していた。
何故って序盤30分は彼の一人演技と顔芸をひたすら楽しむだけの映画だからだw
決して演技が上手いとはお世辞にも言えないが一人大量の悪霊と戦う姿、自分の右手と戦う姿は素晴らしい。
ラスト10分はなぜか英雄のように見えてきた。
あれ?もしかしてかっこよくないかこいつ?錯覚?
あとサムライミ監督本人もサラッと出演してます。

とにかく前作を上回るグロクオリティとコミカル要素。
そして衝撃(笑撃?)のラストを見逃すな!!
スプラッター伝説がここから始まる!!!(てきとう)

グロホラー好き、スプラッターコメディ好き、そして主演のお兄さんの異様な顔芸と右手との格闘をずっと見ていたい方にはオススメの作品。