このレビューはネタバレを含みます
【Xmasに観たくないXmas映画】
面白かったです。
クリスマスには、もってこいの作品だと思うけども・・・・
とにかく、下品
しっとりと観るには、コメディが過ぎるし、ファミリーで観るには、とにかく、下品。
あ・・・・違う。
恋人としっとり観るにしても、
家族でワイワイ観るにしても、
下品。
つまり、クリスマスに観たい作品にすべく、雪や赤をふんだんに使い、
音楽もクリスマス！で彩ったけれど、
クリスマスに観ようとは思えない作品になってしまった・・という感じです（笑）
何が下品かというと、
まず、エレノアの存在自体が下品です。
空港で人にぶつかったり、病院で人にぶつかったり、
不倫している事を指摘されて急に怒り出すし・・・・
なんか、人として下品です。
そして、キスシーンが下品。
私のシャラメ様に、こんなキスをさせやがって・・・
はじめてのディープキスという設定でも、これは無いと思う。
また、これを観て、親が笑い・・・・
祖父母が、影響されて・・・・
ソファで、ぐわぐわっと、キスしますねん。
って、なんでやねん！！！
そして、犬が・・・・下品です。
人間のクリスマスゴハンを、バクバク食べます・・・・
でも、面白かった
・・・と下品なんだけど、
全体的には面白かったし、
なかなか、共感出来る部分を多く含んでいたと思う。
母親が、クリスマスに固執する気持ちも、なんとなくわかる。
みんなバラバラだけど、クリスマスだけは・・・。
人生の良い想い出に、いい1日にしたいっていうね。
そして、寂しいからこそ、無理に弾けてしまう・・という所もね。
姉妹を羨み、卑屈になるところも。
幸せそうな家族であっても、それぞれ抱えるものがある。
・・・そういう所を、感じ取れる、良い映画だと思う。
音楽もほんといいし、風景とかクリスマスアイテムとかも勢揃いで、
クリスマスにもってこい！！
なのに・・・・なんで、あんなキスシーンとか、
ぶっこむかな・・・と残念でならない。
クリスマス群像劇映画としては、
ラブアクチュアリ＞クーパー家の晩餐会＞ハッピーニューイヤー
ハッピーニューイヤーに比べたら、断然、こっちが面白いと思う。
ルビーの年の差交流が、けっこう好きだったけこれまた、最後のキスシーンいる？？みたいな。
ハンクとくっつくのは、勿体ないと思う（笑）
マリッサ・トメイの警官さんも、晩餐会に呼んで欲しかったわ・・・・
役者さんが、みんな自然で、
内容も面白い。
でも、下品で、
最後の犬オチで、いっきに値打ちが下がる・・・・
そんな素敵な作品です。
