キミシマユウキ

クーパー家の晩餐会のキミシマユウキのレビュー・感想・評価

クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)
3.7

大事なものは目の前にあるのに

クリスマスに4世代11人が集まる家族パーティー。
しかし家族に心配されないように嘘をつこうとするものばかりでさぁ大変。

といった、具合の群像ドタバタコメディ。
ひとりひとりのキャラが可愛らしくてほっこりするし、家族の絆の大事さを再認識できるという意味でクリスマスにぴったりの作品だ。
よく見てみると本当にキャラが豪華。
家族の中心となる離婚の危機を迎えた夫婦はジョン・グッドマンとダイアン・キートンが貫禄たっぷりかつお茶目に演じてくれるし、
その父は渋くてかっこいいアランアーキンだし、
息子や娘は『ハングオーバー』のステュとか偏見たっぷりでうざいオリビアワイルドだし、
カフェの店員は可愛らしいアマンダ・セイフライドだし、警察官はアンソニー・マッキーととにかく先見の明があるよう。
あと今をときめくティモシーシャラメが脇汗たっぷりのダサい役で出てるのも珍しいのでオススメだ。(笑)