フォースの覚醒のラストでルークが登場し、期待は上がって望むエピソード8。
だが冒頭の妙なコメディ演出のせいで、あっという間に興奮は沈む。
ルークがレイを修行させるのは分かるが、変にウジウジしたルークを延々と見せられるのは如何なものか。
ここでも変にコメディした件。
スター・ウォーズに笑いの面なんて求める人が一体どれだけいるのか。
脚本が出来てないのか、反乱軍も帝国軍もほとんど作戦がない始末。
なぜそういう行動をとるのかという疑問を解消せぬまま突き進んでいく。
無駄に長い2時間半で、スター・ウォーズシリーズでは初めて眠気を感じた。
新キャラも全然魅力的でなく、ローズなんている必要もないし、デルトロもかなり微妙だった。
エピソード7に続き旧キャラに頼った印象が拭えない。
ルークはまだしも、レイアは印象が薄すぎる。
結局良かったのはカイロ・レンただ一人だけ。
アダム・ドライヴァーの演技力もあるのか、出ているシーンのほとんどがハイライトになっているのは偶然ではない。
あらゆる意味で次が新章となるのだが、JJが監督復帰するそうでしっかり締めてくれよとお願いしたい。