どまうまる

スター・ウォーズ/最後のジェダイのどまうまるのレビュー・感想・評価

2.9
7から8と、この流れでディズニーが、新シリーズが、何を目指しているかがわかったと思う。
「ディズニー様は、"スターウォーズ"って言うブランド力でただ金稼ぎがしたいだけ」なんだって。

そう考えたらJJエイブラムスという他人の偉大な作品をめちゃくちゃにすることだけは天才の最悪の監督を製作のメインに据えたのも納得がいったよ。

7で懐古主義を手懐け(た気になっただけで内容はゴミ)、8で既存を破壊(ぶち壊し)。
10以降も続く予定という事は、9は登場人物たちの一応の完結は見せるもののスクラップからのビルドな内容になるんだろうと思う。
海外ドラマと同じ。
売れている間は完結させずどんどん引き延ばす。金にならなくなるまで…。
有終の美って大事なんだよと今回あらためて考えさせられた。
スターウォーズという作品に対しても、ルークスカイウォーカーという人物に対しても。
小説では語られていたんだろうけど映画だけで観てた人はさ、6の後のルークを、きっと素晴らしい最期まで想像して、妄想して。
そこまで楽しんでいたと思うんだよな。
そしてそれで良かったと思うのよ。

脚本のつまらなさとか、突っ込みどころとかはもう書いても仕方がない。
…けど一応良かった点もあげておくか!
・3POの表情を映すカメラワーク
・キャリー・フィッシャーの芝居全て。
・マークハミルのラストシーンの目の輝き
これは最高だった。
特に寄りのカメラワークは今回全て良かったと思う。

…でもね、でもねでもねでもね!!

100歩譲って面白いならいいけどさ!つまらない同人誌を正史として金を稼ぐのをやめろ!!

オリジナルシリーズで勝負しろよディズニー!!!