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スター・ウォーズ/最後のジェダイのurasamのレビュー・感想・評価

3.5
一部酷評されているようですが、よくまとまっていたと思いました。まだ旧3部作(4~6)のキャラの存在感が大きく、「まだレイやカイロ・レンだけではダメなんだなぁー」と残念な気持ちもありつつ、「それだけルークやレイアの存在感が大きかったということか」と思い直しました。

レイやレンはどこまでいってもルークやレイアと(ポーはソロと?)比較されてしまい、新キャラは個では弱いなぁと思ったものの、そもそも群像劇のスペースオペラと考えれば、突出した個がなくても「スターウォーズ」の看板でやっていけるし、それでいいのか、とこちらも思い直しました。

エピソード9で終わる前提なら、刷新された感じはしないですが、本エピソードで一旦主要キャラがアレになったので、次の9が次の新三部作(?)に向けたブリッジとなればいいのではないかと思います。

しかし長らく新作が出なかったスターウォーズですが、ディズニーのルーカスフィルム買収で新作がこうしてたくさん見られるようになったのは、まぁありがたいことではあるなとあらためて思いました。

個人的には、ルークとレンが対峙する局面で、ルークがアレだったことをにおわす描写に気づいたものの、最後までアレだったこと自体に気づかなかったが悔しかった。
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