ぽげまる

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのぽげまるのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スターウォーズを観ているという安心感があった。8で違和感を覚えていた人間ばかりの世界でなく、登場人物が人間だけではないあの世界観における多様性をきちんと表していた。今作があって気づいたけど、ローズが8で苦手だったのは、各々使命を全うしようと全力で行動しているのに、その意志が見受けられなかったからで、今作のローズはレジスタンスとして闘う一員としてのあり方が出ていて好きになれた。よくあの続きからで立ち直したありがとう。

追記 エンディングテーマで3のそれをミックスさせてきてニクいことをしてくれるなぁ。ジョンウィリアムズは天才。今回も素晴らしかった。
あとベンが消える間際のシーンで、レイとの幸せな今後の生活を走馬灯のように妄想したのに悲しみ。
8で、監督が「僕の最強のスターウォーズ!!!」とやらかしたと個人的に思っているのだけど、今作でもJ.Jの最強のスターウォーズではあるのだけど、スターウォーズという一連の大きな流れ(歴史ともいえるような)への敬意を払い、意図を汲んでいる上で、監督独自の新たな側面を持つスターウォーズでもあり、しかしそれがまた私の観たいスターウォーズでもあって、J.Jは分かってると思ってしまう。スターウォーズはあくまでスカイウォーカーの物語。まさに温故知新。ありがとう。

アナキンは母親がいなくなったからダークサイドにより近づき、ベンは母のおかげで引き戻れたのかも。
ぽげまる

ぽげまる