たく

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのたくのレビュー・感想・評価

4.0
ついに終わっちゃったねー。
最終作なのにシリーズ始まりのようなこの副題。
「血縁が全てじゃない」っていう最近いろんな映画で扱われてるテーマが底に流れてて、血も民族も関係ない仲間達の絆の尊さが繰り返し描かれる。
冒頭からスピード感ある縦横無尽なカメラであれよあれよと話が進み、142分あっという間だったね。

相変わらず冒頭のホログラムチェスからオリジナルへのオマージュてんこ盛りなんだけど、今回はシチュエーションの引用が多かったのが印象的。スターデストロイヤーの中でレイとレンが対峙するのをトルーパー達が見てるのがEp4のオビワン対ダースベーダーだし、銃撃戦メインになるのも同じ。Ep5の感動的なXウィングのシーンもあるし、終盤はEp6の再現そのものだった(プリクエル3部作どこ行った‥)。
レイ達のフォースの威力に一貫性がなくて、輸送船を引き止めるくらいの力があるなら空を飛べるんじゃね?とか、レンが強いのか弱いのかよく分からないあたりがちょっと気になった。
ファーストオーダーとレジスタンスの闘いという大きな話にレイの個人的な葛藤を対比させていく展開にまたこのパターンかよって感じがしないでもないけど、ラストの大感動で全て帳消しだね。
あと予告編にあったC-3POのシーンはちょっと泣けた。

今回、定番のセリフを言うのは懐かしいあの人だった。
キャリー・フィッシャーがエンドクレジットの最初に出てくるのが泣ける。
たく

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