あおい

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのあおいのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

7でやったことを8で否定して、そういうルートで行くのかと思ったら更にそれを否定した上に、9の中でもテーマやメッセージが定まっていなくて、結局何が言いたかったの?っていう骨幹に疑問が残ってしまいました。

序盤からすべての展開がご都合主義で先が読める上に、物語の展開にあわせてフォースの機能が何でもありに拡大し続ける。
伏線というにはあまりにもあからさまな台詞での誘導も多くて、心が全然動かなくて残念でした。

クライマックスのあの集合も、最近別の大作映画で同じ展開を観たなあ…という既視感があり、そして今作で、後から集まった人(人という言葉は適切じゃないけど)たちの葛藤、希望、決意、個人としての描写が一切なくただあのシーンに繋がったせいで、カタルシスも今一歩届かず。

レイとカイロレンが共に戦う、ダークサイドからの救済、要素としてすごく面白くなりそうな材料はあるのになあと。ワクワクするのになあ。

色々あるけどきりがないのでこれくらいで…

カイロレンは、アダムドライバーの演技力に感服しました。本当に繊細な感情の動きがうまい。
あおい

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