かねだ

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのかねだのレビュー・感想・評価

2.3
ファンボーイズの最後の一言、「駄作だったら?」を感じながら初日に劇場に足を運ぶ。

限界だった。もうこれ以上どうにもならなかった。

過ぎ去ったカコの巨悪と英雄を持ち出し、量と必殺、老いた台詞に頼るその展開。
幼き僕が、おもちゃで繰り返し創造した、全てが似てしまう、抜けられない冒険活劇と同じ。幼すぎる。

ep7は模倣、ep8は霧散。この展開の後で期待なんか出来るはずもなく、結果ガッカリだった。なんとかまとめるのが関の山。限界。


全てのファンボーイズとファンガールズに、それぞれのSWがある。

僕が小学生で始めて見たジェダイはプロクーン。マレボランスに敗れポッドで救助を待っていた。

小学生でSW知って、CWやプリクエルをオリジナルと同時に吸収した。僕の中のSWは、オリジナル世代の人とは違う世界構築だろう。ある程度その世代より許容が有ると思っていたけどシークエルを受け入れることは不可能だった。

ディズニーが悪いとかいう気はない。買収のおかげでまたスターウォーズを映画館で見られる。

だけど僕が見たいのは、親しんだ知っている宇宙での、見たことないSW。
お前らがレジェンド送りにした作品の方がよっぽど”スターウォーズ“だった。

女性トルーパーが多くても、アジア人が出てきても、気の利いたフェミ描写が出てきてもべつにいい。
だけどいらない。いらないものが多過ぎた。
もうそもそもシークエルはいらなかった。見たく無かったモノさえある。拡張でも補完でもない。
お前らはエイブラムスを信望してライアンジョンソンを嫌うけど、彼らの何を知ってそうした?笑
何もかも知らなかったことにしてベッドに入って眠った昨日。

CWの新シーズンに期待する。
かねだ

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