ルミエール

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのルミエールのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

スカイウォーカーサーガの完結編。
不満な点もあったが、とても楽しめた
作品だった!
特に、ルークが最終的には立派なジェダイであり、良き指導者として描かれていたことがとてもうれしかった。EP8での自らの行動を悔やむよなセリフ、そしてなんと言っても前作であれだけ島から出なかったルークが前作で回収されず、海に沈んだままだったXウィングをルーク自身の手で浮かし、レイを島から出したシーンは言葉では表せないほど感動した。また、このシーンに「帝国の逆襲」からのルークの成長を感じられて良かった!
また、カイロレンが前作から大きく成長し、最高指導者としての迫力が増していたのも良かった。レイとの関係もとても興味深く作品全体を通して引き込まれた。ただ、父を殺してまでダークサイドで生きていく決意を固めたカイロレンが何故ライトサイド側に戻ったのかの説得力が少し足りなかったように感じた。確かにレイアが「ベン」と名前を呼んだり、ハンソロが登場したりなどはあったが、EP7のときと今作でどういった気持ちの変化があったのかもう少し描いて欲しかったように感じた。
その他、パルパティーンの設定や消化不良な部分など気になる部分はあったが、それらがどうでもよくなるくらい最終決戦には興奮させられたし、血筋の違うレイが最後にスカイウォーカーを名乗ってエンディングを迎えるシーンは誰でもスカイウォーカーになり得るというメッセージ性があって良かったと思う。
EP1〜EP9までとても楽しめたシリーズだった。
ルミエール

ルミエール