cuumma

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのcuummaのレビュー・感想・評価

4.8
歴代の主役級メンバーがその役目を果たして、ひとまず完結した感じ。
スターウォーズ全作は、脈々と続く家族愛や深い絆でむすばれた人間愛を、何十年にも渡り、また宇宙という大舞台で、時空間を越えて描き出した大作であることを実感した。
人間の抱く愛情や喜びといったライトサイドと、憎しみや悲しみといったダークサイドが、人間を容易く変貌させてしまうことに気付かされた。ファミリーネームを持たないレイが、自身をスカイウォーカーだと名乗った最終場面は、このスターウォーズを貫いているライトサイドの核心だと思う。フォースとは、特別な人間がもつ能力ではなく、私たちの誰もが潜在的に持っている生きる本能なのだと思う。本能の声に従え、フォースと共にあれ!
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