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ぼくとアールと彼女のさよならのBのレビュー・感想・評価

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私はおじいちゃんのこと、おじいちゃんが亡くなってからたくさん知れたよ。1番話したい人と話せないのは悲しい。私が人生ですごく泣いたのは、まあたくさんあるんだけど。一つ目は真央ちゃんのソチのフリーの演技。二つ目はお母さんと大喧嘩した時。それとおじいちゃんの3回忌かなんかのとき、おじいちゃんの教え子だったお坊さんが、普段は温厚なおじいちゃんだけど、差別的なことを言った生徒に物凄い剣幕で怒ったって。それ聞いて、すごく嬉しかった。それですごく泣いちゃった。私のおじいちゃんも緩やかに死んでいって、お父さんと私は共犯になってそこから目を逸らし続けた。単純にお見舞いに行かなかった。行っても2分で帰る。もう意思疎通もできないから。何かを伝えようとはしてるのにわからないふりした。血縁じゃないお母さんが1番気にかけてた。なんだかなあ。人が死に向かってるのを見るの、すごく辛い。だって、本人の前で絶対に泣いちゃいけないから。
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