沈黙の達人の監督によるフランス産マーシャルアーツムービー
見どころはある作品だった
北朝鮮に囚われた工作員を主人公助けに行こうとするものの逆に囚われてしまい…という面白くなりそうなストーリーではあるんだけど、そこまで面白くはならない笑
仲間の工作員を助けるのが1番の目標のはずなのに、途中から一緒に囚われていた女性を助けることが第一の目標になってしまっていたし、ひたすら捕まる→脱出という展開が続くので尺は短くても単調に感じた
それに加えて主人公含む味方サイドのキャラクターの個性がない！
敵の北朝鮮軍はゲスさを全面に押し出している(押し出しすぎ？)おかげで、キャラクターとしては記憶に残るんだけど味方サイドは掘り下げもなく記憶に残らないようなキャラクターだったのが残念
強そうな雰囲気だった中国人もあっさり脱落してしまったのも残念
アクションは肉弾戦がメイン
こちらはパンチとキックがメインでやや単調な部分も見受けられるが中々面白い
棒蹴りっぽさも感じるけど、主役の身体能力の高さを活かしたアクションになっていて思っていたより楽しめた
残念な部分としては主人公を追い詰めるようなラスボスがいなかったこと
正直ラストバトルは肩透かしだったかなぁ…あとちょっとダブルチームを思い出した笑
アクション目当てなら見てもいいかなという一本
それにしても敵が北朝鮮なら何をやっても許されるのか…(愕然
