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国際市場で逢いましょうのなのレビュー・感想・評価

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)
5.0
初めて韓国に行った時に、板門店に行きました。その時は正直現実味がなくて(物々しさはすごかった)、ほんとにあったことなのかな、、などと考えていました。ニュースや歴史の授業で離散家族のことは知っていましたし、板門店から北朝鮮の国境も見たし、統一を願うたくさんの短冊も見てきました。ツアーだったこともあり、どこか観光気分が抜けずにいたというのが本音です。
ですが、今日この映画を観て初めて、朝鮮戦争が現実にあったことだということを思い知らされました。でもこれはほんの一部。北朝鮮側の人との再会は、地球の反対側の知らない町で人を探すのと同じくらい難しいんだ。

戦争はひとりの人生も周りの人の人生も変えてしまう、本当におぞましい行為であることを強く実感しました。

最後のセリフには胸が締め付けられました。ずっと待ってたんだね。

朝鮮戦争の終結と、朝鮮半島の統一を強く願います。
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