Norika

ワタシが私を見つけるまでのNorikaのネタバレレビュー・内容・結末

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

邦題で内容を決めてしまっていたけど、元の洋題の通りの内容でした。個人的に恋愛映画が好きで、ダコタ・ジョンソンも出演していて面白そうだと思い観た。公共の場では使えないワード(バチェロッテとかそういう映画と同じように)でてきて下品な面もあるが、ユーモアが散りばめられていておもしろい。選曲は、US TOP100とかにランクインしている曲ばかりなので、ノリが良いポップソングが多い。始まりから私の好きなアーティストの曲で個人的に嬉しかった。ダコタ・ジョンソンがかわいかった。主人公のファッションがなんとなくTaylor Swiftのようで、しかも舞台がNYで、ヘアスタイルも似ていて、あれ?って思ったけど、偶然そうなってるだけなのかな...。エンディングは予想と違っていたけど、逆に、個人的に心が支えられた。一人暮らしは悲しいかったり孤独だったりするけど、自分の自由に生活できる時、自由らしく生活できる時期でもある。そのままでいていい、自由らしくしていていい。そんなメッセージをもらった気がした。言葉では上手く表現できないけど、映画を観てから、気持ちが晴れた。まだ20代になっていないので完全に共感することができなかったが、一人暮らしという点では共感が多かった。主人公の年齢は社会的に、結婚について押し付けられる時期さしかかっていて、それなのに、結末は一人でもいい、みたいな感じで、今までの映画にはないと思って新鮮だった。なんとなく二十〜三十代の女性の一人暮らしっていうのは、あまり良くない、ネガティヴなイメージで捉えられやすいけど、この映画で初めて、一人暮らしでも良い!っていうポジティブな意見が公に出たような感じがする。人生の中で一時的には一人でもいいっていう意味だけなのかもしれないけど...。いつもの恋愛映画の、主人公は誰かを見つけて幸せになるっていうくだりが崩されたのもいい。思いつくままに書いたが、結論的には個人的にいい映画だった。
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