すぎちゃん

美女と野獣のすぎちゃんのレビュー・感想・評価

美女と野獣(2017年製作の映画)
4.0
美女と野獣は僕が一番好きだと思える映画の一つなのですが、それを理由付けるものはストーリー、音楽は当たり前のこと、映画史上最高の男女文脈プレゼントシーンである図書室サプライズだと思います(違う文脈では、分かりやすいプレゼントではないけど、LIFEの最後のシーンとか好きです)。
この映画におけるそれは、ただの大量の本という物質的なことではなく、圧倒的な見たこともない空間というビジョンであり、夢であり、光であって、あの図書室は恋そのものであり、それがその後の何か(愛)が芽生えている、という歌をすんなりと受け入れさせてくれるのだと思います。
だけど、本作の図書室は、僕にはちょっと物足りなく、結局、前段の件で言う物質的な何かになってしまっており、さながら高級なプレゼントを与えられた女子がコロリと恋に落ちたような雰囲気に見えて、残念でした。
まあ、別にいいんだけど。
すぎちゃん

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