スカイ

美女と野獣のスカイのレビュー・感想・評価

美女と野獣(2017年製作の映画)
4.5
大好きな作品で、しかも野獣役が大好きなダン・スティーヴンスと聞いて公開が待ち遠しかった約1年間。
ついに公開された作品を観た感想は「もう1回観たい!」の一言。
決してアニメのオリジナルを崩さず、なおかつ奥行が広がった。
歌のシーンでは非常にアニメに忠実で、特にひとりぼっちの晩餐会のシーンはアニメ以上の華やかさだと思う。
またアニメでは描かれなかった野獣やベルの人物像もより深く描かれている。(あえて描かないからこそ良いという意見もも分かる)

ただ、だからこそ少し残念なのは有名な大広間でのダンスのシーン。
あの音楽はアレンジを加えずオリジナルに近い形にして欲しかった!
シャンデリアから画が下に降りてくるなど演出もアニメを踏襲していたのは分かるが、なぜかそんなに魅力的じゃない…。
正直1番有名な場面なはずなのに、あまり印象に残らなかった…。

それからラストの王子の衣装。
もっとほかになかったんだろうか…。

それ以外はなんの文句もない(批判されている箇所は否めなくもないが)本当に素晴らしい作品だと思う。
ストーリー、実力キャストの演技もさることながら、
やはり美女と野獣は音楽の力がすごいと思う。
特に最後の変身シーンからエンディングにかけての音楽は鳥肌が止まらなかった。作品の音楽のメドレーになっていて、アニメより感動を呼ぶ。
ぜひアニメを観た方は鑑賞されたし!
そしてダン・スティーヴンスの魅力に少しでも気づいてもらえたら嬉しい…。
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