アニメ版には及ばないけど、面白いのはまず確実。何といってもあのル・フゥをヒーロー役にしたのが英断。ガストンの良心役も担う大きな役になって、ポット夫人のピンチを助けて、見事なコンビネーションも発揮。正直そこだけ見ても良いほど、エモーショナルな改変でした(もはや100点満点レベル)。
ただどうしてもエマ・ワトソンはベルに見えないのが残念。ガストンの"その場しのぎのシンボル(道化)"は悪くないけど、何かもうちょっと感。野獣は見事だったんだけど、他の二人がどうもイマイチ。
一番余計と感じたのは魔法が解けたあとの場面。村人の中に家臣の親類がいること自体は良いと思うけど、わざわざそれを描く必要、絶対無いと思うな。最後のパーティ場面の時の皆幸せモードを見て、あれだと閉鎖的な村が掌返した見たいに見えて、言い方があれかもしれんが、スゴく軽薄だと思った。普通にアニメのラストをそのまま実写化してたら良かった気がする。正直そこは二度目であっても、やっぱり変わらないかなあ…。
でも最初に見たときよりはスゴく好きになってはいた。取り敢えずル・フゥ見たさで、TVでやったらまた見よ！
ちなみにジョシュ・ギャッド氏はハリソン・フォードのとある映画に出てますので、そちらも良ければ。出番はそんなに無いですが、既にユーモア溢れてますよ！
