NAOKO

ファンタスティック・フォーのNAOKOのレビュー・感想・評価

2.2
ファンタスティック・フォーがファンタスティック・フォーになるまでのお話。

導入部である子供時代のパートはワクワクするのに、中盤辺りから脚本・演技・CGの全てが一気に投げやりになってきて、観ていてなんとも切ない…。
制作過程で色々と内輪モメがあったそうだけど、それにしたって「お願い!プロならプロの仕事をしてェェ!!」と叫びたくなるような投げやり感…。

ただ『クロニクル』のジョシュ・トランク監督だけあって、”劣等感と劣等感のガチンコ勝負!!”みたいな部分は、よく描けていると思う。
まあ、その辺もあまり昇華されないんだけど…。


とにかく、なんか色々と不遇な作品だったんだなぁ…という印象。
もはや最後には「お疲れ…」とキャストやスタッフ全員の肩を優しく叩いてあげたくなる。そんな作品。
とりあえずジェイミー・ベルは改めて良い俳優ですね。
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